移住先の選び方は、
下記のような感じで、
考えていくと良さそうです
すでに移住した人の意見も参考にしつつ、
移住する目的が何なのか、もう一度考える
書籍や、映画など、移住後のイメージが
つかみやすい物を参考にする
東日本なのか、西日本なのか、海外なのか、
大まかにエリアを絞ってピックアップ
ピックアップした候補地の、
物価や、支援制度など、個別に調べる
移住の目的を明確にする
どういう目的で移住するのか?
まずは、頭の中を整理しましょう。
ちなみに、2017年に、
移住者を対象としたアンケート結果を
総務省がまとめていますが、
移住の目的として、
下記のような声があったようです。
- 気候や自然環境に恵まれたところで暮らしたい
- それまでの働き方や暮らし方を変えたい
- 都会の喧騒を離れて静かなところで暮らしたい
- ふるさと(出身地)で暮らしたい
- 家族(配偶者、子ども、親)と一緒に暮らしたい
- 家族や親せきが近くにいるところで暮らしたい
- アウトドアスポーツなど趣味を楽しむ暮らしがしたい
- 環境にやさしい暮らし(ロハス)がしたい
- ゆっくりとした暮らし(スローライフ)がしたい
- 自給自足の生活をしたい
- ふるさとではないが、なじみのある地域で暮らしたい
- 自分の資格や知識、スキルを活かした仕事や活動がしたい
また、移住目的を明確にするため、
書籍や、映画などから
情報収集するのもおすすめです。
移住に関する
イメージが湧きそうなものを、
いくつかご紹介します。
書籍、映画で、移住後のイメージをつかむ
誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書
田舎暮らしブームの陰で、語られていない現実があります。それが、「移住すれども定住せず」という事です。地方に移住する人が増えている一方で、定住することなく、都会に戻ってくる人が増えているのです。田舎の人情は、思っている以上にストレスになります。田舎の生活は、思っている以上にお金がかかります。
住めば都。日本では、そんな言われ方がありますが、都会の人にとっては、住めば地獄、であることさえ少なくありません。
田舎暮らしブームにのって「まずは飛び込んでから考えよう、なんとかなるさ」では、あまりにリスクが大きすぎます。最悪の状況を想定することに勝る成功への王道はありません。
地域選び、物件探し、お金、人間関係、これまで誰も教えてくれなかった田舎の掟を乗り越えて、自分だけの気兼ねのない理想の暮らしを手にする方法を教えてくれます。(2018年7月出版)
※紹介文:Amazon販売ページから引用
子育て世代のための快適移住マニュアル
コロナ以降、働き方を変えたい、田舎暮らしをしたい、と考える人が増えています。
しかし、実際に移住してみると、古い家のリフォームに想定以上にお金がかかったり、仕事がうまくいかなかったり、地域になじめなかったり、過疎化で子供の学校が廃校になったりと、想像していた田舎暮らしとは異なる場合がよくあり、夢やぶれて都会に舞い戻る家族もいるようです。
実際に、東京から和歌山に移住した料理人の著者が、移住地を選ぶまでの経緯から、家探し、引っ越し、役場や地域の人とのコミュニケーション、子供の教育、お金のことまで、どんな情報や行動が重要かを伝えます。
移住地を決めるまでに、チェックしておきたい項目、自分の性格や、生活スタイルの見直し方、自治体への相談のしかた、補助金や教育の情報の獲得、地域の人とのコミュニケーション・おつきあいのしかたまで、経験談と項目ごとのマニュアル形式でご紹介します。
本書を参考に移住を検討・行動すれば、失敗しない、豊かな田舎暮らしを手に入れることができるでしょう。(2022年5月出版)
※紹介文:Amazon販売ページから引用
お気軽移住のライフハック100
地方に住みたいと思っているけれど、思いきれないでいるあなたへ。
移住に必要な心構え、移住後に困ること、役立つスキル、近所付き合いのコツなど、憧れの移住生活に役立つ様々なライフハックを、多くの地方移住者に取材し、自身も移住した経験をもつ著者がずばり解説しています。(2022年5月出版)
※紹介文:Amazon販売ページから引用
まだ東京で消耗してるの?
東京はもう終わっている。
人が多すぎる東京では、仕事で頭角を現すのは難しく、少ない給料のほとんどは住居費などの「東京に住むための経費」に吸い取られる。おまけに子育て環境は酷く、食は貧しい。
そんな東京に嫌気が差し、縁もゆかりもない高知県の限界集落に移住した著者は、家賃が8万円から3万円に下がり、収入は約3倍になり、自然豊かな環境で幸せに暮らしている。
地方消滅という言葉があるが、人が少なく、ないものだらけだからこそ、地方には確実に儲かるのに未だ手付かずの仕事が無数にあるのだ。
「東京」と「地方」の常識が変わる一冊。本電子書籍版には、面白いローカルメディアの秘密について綴ったコラムを限定特典として収録されています(2016年1月出版)
※紹介文:Amazon販売ページから引用
中年女子、ひとりで移住してみました
ベストセラー『悩んだときは山に行け!』『ひとり登山へようこそ!』の登山コミックが人気の鈴木みきの、中年独身ならではの田舎暮らし体験談。
38歳で山梨県北杜市に移住した体験を元に、家、仕事探しなど、リアルなアドバイス満載。若くない、家族もないけど移住はこんなに楽しめる!(2019年11月出版)
※紹介文:Amazon販売ページから引用
0円で空き家をもらって東京脱出!
「過疎の地域へ飛び込む若者が増えている」(『里山資本主義』より)を地で行く30代漫画家が、尾道での移住生活をリアルに描いたコミックエッセイ。
今も年収は相変わらず200万円以下。でも東京時代より人間関係も生活もずっと豊か!(2014年8月)
※紹介文:Amazon販売ページから引用
地獄の田舎暮らし
「空気がきれいな場所で、憧れの戸建てに住んでみたい」
「都会での生活に疲れたので、リセットしたい」
「テレワークになって毎日会社に行く必要がなくなったので、自然あふれる場所で過ごしてみたい」
「生活費が安い田舎で、のんびり暮らしたい」
これまでも定年後のセカンドライフや、都心部での生活に疲れた移住などで、「田舎暮らし」の需要は増えつつあったが、最近はテレワーク・リモートワークを導入する会社の増加などからの移住が活況を呈している。しかし、移住者に関連したトラブルは絶えない。
本書は安易な移住への憧れを持つ人に警鐘を鳴らしつつ、正しい知識を与える一冊。(2021年3月出版)
※紹介文:Amazon販売ページから引用
ぼっち村
※全3巻の漫画です
「なぜだか元気が出る」「意外に感動する」「熱い涙が溢れた」と、『週刊SPA!』での連載中から想定外の大きな反響を集めた「ぼっち村」がついに単行本に!
2013年春。廃業の危機に瀕した漫画家・市橋俊介は担当編集者からの進言もあり、田舎への移住を決意。その生活の様子を漫画に綴る事で漫画家としての最後の悪あがきに乗り出した。
難航を極めた物件探し、育たない農作物、過酷な自然の洗礼、野生動物との果てしなき戦い、人付き合いの苦手な市橋が織りなす、近隣住民との交流。
農業経験ゼロ、富士山周辺へのドライブが好きなだけの東京生まれ東京育ちの軟弱アラフォー男子が見た景色とは?
※紹介文:Amazon販売ページから引用
TURNS(ターンズ)
こちらは単行本ではなく、移住専門情報誌です。
この記事を書いている時点の最新号は、TURNS(ターンズ)61ですが、あなたがこのページを見るタイミングによって、もっと新しいものが出ている可能性があります。
ぜひ、最新号を確認してみてください。
田舎暮らしの本
こちらも単行本ではなく、移住専門情報誌です。
この記事を書いている時点の最新号は、田舎暮らしの本2023年12月号ですが、あなたがこのページを見るタイミングによって、もっと新しいものが出ている可能性があります。
ぜひ、最新号を確認してみてください。
しあわせのパン
この映画は、amazonプライムビデオなどで、ご覧いただけます。
出演:原田知世、大泉洋、森カンナ (2012年公開)
東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上でパンカフェ「マーニ」を始めた夫婦、りえさんと水縞くん。水縞くんがパンを焼き、りえさんがそれに合うコーヒーを淹れ、料理をつくる。そこには、日々いろんなお客さまがやってくる。北海道から出られない青年トキオ、なんでも聞こえてしまう地獄耳の硝子作家ヨーコ、口をきかない少女未久とパパ、革の大きなトランクを抱えた山高帽の阿部さん、沖縄旅行をすっぽかされた傷心のカオリ、観察好きの羊のゾーヴァ、そして、想い出の地に再びやってきた老人とその妻。それぞれの季節にさまざまな想いを抱いて店を訪れた彼らが見つけた、心の中の“しあわせ”とは?そして彼らを見守るりえさんと水縞くんに訪れることとは?
※紹介文:Amazon プライム ビデオより
ジヌよさらば 〜かむろば村へ〜
この映画は、Amazonプライムビデオなどで、ご覧いただけます。
出演:松田龍平、阿部サダヲ、松たか子 (2015年公開)
お金(ジヌ)アレルギー”になってしまった元銀行マン・タケは、一円も使わずに生きていくために、過疎化が進む小さな寒村“かむろば村”へやってきた。そこには異常に世話焼きな村長や、自他ともに認める村の“神様”である老人など、強烈な個性を持つ村人たちがいた。危なっかしいながらも奇蹟的に一円も使わない生活を続け、村に慣れ始めた頃に、見るからに怪しい風体の男が現れる。一方で、迫りくる村長選挙を巡る陰謀が発覚し、タケの生活は思わぬ方向へ向かいだす・・・!
※紹介文:Amazon プライム ビデオより
原作漫画は下記だそうです(全4巻)
キツツキと雨
この映画は、シネマコレクション by KADOKAWAなどで、ご覧いただけます。
出演:役所広司、小栗旬、高良健吾 (2012年公開)
ある日、山村に現れたのはなんと映画の撮影隊!迷惑も顧みず、我が物顔で村人を巻き込んでゆく撮影隊に村はとまどい気味。ひょんなことから撮影に巻き込まれ、無理やり手伝わされる羽目になった、きこりの克彦。一方、新人監督の幸一は、持ち前の気の弱さで、現場をまとめきれずにパニック寸前。森の中で出会った、きこり60歳と、新人映画監督25歳。映画の撮影を通して、克彦は映画の面白さに引き込まれ、持ち前の機動力で生き生きと活躍を始め、幸一は克彦と接することで成長していく。そして二人のふれあいは、村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出してゆく
※紹介文:Amazon プライム ビデオより
風の波紋
この映画は、amazonプライムビデオなどで、ご覧いただけます。
出演:木暮茂夫、木暮考恵子、松本英利 (2016年公開)
舞台は、越後妻有(えちごつまり)の里山。この雪深い村に、都会から移り住んだ木暮さん夫婦は、茅葺き屋根の古民家を修復し、見よう見まねで米を作って暮らしてきた。ゴリゴリと豆を挽いてコーヒーを淹れ、野山の恵みを食卓にならべる。草木染職人の松本さんは、山桜で染めた糸を夫婦並んで手織りする。色鮮やかな着物が仕立てあがるころ、娘さんが成人式を迎えた。ある春の朝、大きな地震がおきた。木暮さんの家も全壊したが、彼は再建を決意する
※紹介文:Amazon プライム ビデオより
リトル・フォレスト 夏・秋
この映画は、Amazon プライムビデオなどで、ご覧いただけます。
出演:橋本愛、三浦貴大、松岡茉優 (2014年公開)
”小森”は、東北の、とある村の中の小さな集落。いち子は一度都会に出たけれど、自分の居所をみつけることができず、ここに帰ってきた。近くにスーパーやコンビニもない小森の生活は自給自足に近い暮らし。稲を育て、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材から、毎日の食事をつくる。夏は畑でとれたトマトを使ったパスタや麹から作った米サワー、秋には山で採ったくるみの炊き込みごはん、栗の渋皮煮、冬は温かいひっつみや小豆を入れて焼いたマフィン、春はふきのとうを使ったばっけ味噌、春キャベツのかき揚げ。四季折々に様々の恵みを与える一方で、厳しさも見せる東北の大自然。時に立ち入りながら、自分と向き合う日々の中で、いち子は美味しいものをもりもり食べて明日へ踏み出す元気を充電していく
※紹介文:Amazon プライム ビデオより
WOOD JOB!(ウッジョブ)
この映画は、Amazon プライムビデオなどで、ご覧いただけます。
出演:染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明 (2014年公開)
『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』の矢口史靖が監督・脚本。誰も見たことのない爆笑と感動と衝撃のノンストップ大木エンタテインメント!ひょんなことから”森”で働くことになった都会育ちの若者の成長を軸に繰り広げられる、爆笑と感動の物語。原作はシリーズ累計発行部数35万部を超える三浦しをんのベストセラー小説『神去なあなあ日常』。
※紹介文:Amazon プライム ビデオより
ターシャ・テューダー 静かな水の物語
この映画は、Amazonプライムビデオなどで、ご覧いただけます。
アメリカ、バーモント州。冬は深い雪におおわれ、春には色とりどりの花が咲き乱れる山奥に、18世紀風の農家「コーギコテージ」がある。絵本の世界に迷い込んだようなコテージには、コーギ犬と一緒に暖炉に温まり、絵を描く1人の女性がいた。アメリカを代表する絵本作家、ターシャ・テューダー。70年もの間、現役で活躍、離婚を経験し女手ひとつで4人の子供を育てあげた後は一人暮らしを謳歌した。「思うとおりに生きてきた」と語るその人生は、決して平坦な道のりではなかった。そんな彼女の知られざるライフストーリーと、多くの人々を魅了してやまない喜びにあふれた暮らしを映し出す。
※紹介文:Amazon販売ページより
候補地をピックアップ
移住目的が明確になってきたら、
おおよそのエリアを絞って、
候補地をいくつか考えてみましょう。
例えば、
「寒いのは苦手、雪国は厳しい」
という人であれば、
四国や、九州、沖縄など、
西日本を中心に考えると良いですし、
逆も然りです。
また、あなたや、パートナー、
お子様、ご両親など、
家族全員の前提条件なども
洗い出してみると良いです。
例えば、よくあるのが、
「自分は長男だから、
将来的には、地元に帰って
親の面倒をみる必要がある」
などです。
〇〇地方で探す
〇〇県で探す
といった感じで
絞りましょう。
候補地を比較、検討する
候補地をピックアップしたら、
それぞれについて、
詳しく調べてみましょう。
比較、検討する代表的な部分は、
- 生活にかかるお金はいくら?(物価)
- 家や仕事は見つかりそうか
- 子供の学校や保育園の充実度は?
- 自治体の支援制度を調べる
などです。
また、可能であれば、
旅行も兼ねて、
一度、行ってみると良いです。
その際は、
外食するだけでなく、
スーパーで買い出しをしてみると、
価格や食材などから、
より、リアルに感じられます。
旅行で行けない場合は、
移住候補地のグルメを調べて、
お取り寄せしたり、
アンテナショップに行くなどでも、
リアルに感じられます。
食べ物の合う合わないは
毎日の事なので
重要な要素ですね
我が家の場合は・・・(参考まで)
私:個人事業主、地元は中国地方
妻:会社員、地元は北陸地方
娘:保育園児(4歳)
現在は、東京23区内で3人暮らし
・DIYや、自給自足生活がしたいわけじゃない
・東京より物価が安くて、利便性の良い街に住みたい
⇒ある程度の規模の街、県庁所在地や、政令指定都市
・雪国の暮らしの大変さは妻から聞いている
⇒北海道、東北、北陸地方は、選択肢に入れていない
・南海トラフ地震、首都直下地震の影響が少なそうなエリア
⇒太平洋側の都道府県は選択肢に入れていない
・親の近くに妹が住んでいるが、
一応、長男なので地元の近くが良いかも・・・
といった考えなので、
現時点では、
・岡山
・広島
・山口
・福岡
などを候補地として考えており、
このエリアの情報収集をしています。
あなたも、家族構成や条件などを
洗い出してみてください。